こんにちは。凛奈(life_rinna0)です。
YouTubeでrinna channel 「自分を生き抜く為の授業&耳管開放症」というチャンネルを運営しております。チャンネルの主体としては、「自分を生き抜く」がメインテーマなのですが、その中で「耳管開放症」の動画にも力を入れております。
私が何故、耳管開放症について発信しているのか、理由については、コチラの動画で色々話しておりますので、ご興味ある方は是非。
そして、私の耳管開放症の体験談①の動画はコチラ
耳管開放症の体験談は、YouTubeでは既に④まで出しているのですが、動画より、文字の方が良いという方もいらっしゃると思いますし、自分としても、文字としてきちんと体験談の話を残しておきたいと思いまして。
このブログでは、YouTubeではお伝えしきれていない細かいところも綴っていこうかと思っています。
ただ、YouTubeの更新も詰まってるので、blog更新はかなりスローリーだと思いますので、気長にお付き合い頂けると嬉しいです。。
今回はまず、耳管開放症を発症してから病院を受診したところまで。
Contents
耳管開放症を発症したその日
私が耳管開放症が発症したのは、今から約6年程前で、当時私は飲食店に勤めていました。
主に厨房の仕事をやりながらシフトに応じて接客業も対応するといった形で、その日は朝から厨房で作業をしていたのですが、仕事を始めて間もなく、ふと、耳元がズコッと詰まった感じがしました。
飛行機の離着陸の時に耳が詰まるあの感覚。
急になんだろう?って思って、とりあえず耳抜きとかしてみたんですけど、中々治らなくて。
ふと気付いたら耳元でズコーッズコーッって音がし始めて、一瞬なんの音かよく分からなかったんですけど、すぐに自分が呼吸するタイミングで音がしている事に気が付いて、
「あっこれ私の呼吸する音なんだ。でもなんで!?」
この時点で結構動揺しているんですけど、店の開店の準備があるので、私はそのまま作業を続けていました。
人との会話が困難
暫くして他のスタッフさんが出社してきて、「おはようございます」と挨拶されたので、私も「おはようございます」って返した時、自分の発した「おはようございます」が自分の口元からじゃなくて、自分の耳元で聞こえてきたんです。
「!?」
しかも自分の発した声のボリュームより明らかに大きな音量で聞こえてきて。
「何これ?私、こんな大きな声で話してないのに」
ここで更に動揺してるんですけど、その時の会話は、業務内容の確認とかで「そうですね」とか、「分かりました」といった短めの言葉のやりとりだけだったので、その時も、そのままやり過ごしました。
私は、たまたま一時的に耳が詰まっただけかな?と思って暫く様子を見ていたんですけど、お昼休憩を挟んで午後になっても、その状態は一向に治りませんでした。
そして、午後からは接客業務に入り、レジ業務を始めたのですが、お客様に向かって「お待たせ致しました。お預かり致します。」と口に出した瞬間、やっぱり自分の耳元で自分の声が大きく響いて聞こえてきて。
洞窟とかトンネルで声が響くのと同じような感覚で、自分の発している声と耳元で響いて聞こえてくる自分の声にタイムラグがある状態。
その為、長い文章で言葉を伝えようとすると、自分が口元で発している声に、後から耳元で聞こえてくる自分の声が重なってくるので、途中で自分が何を言ってるのか分からなくなってしまうんです。
なので、お客様との会話を続けたくても、お客様の話している声に自分の呼吸音が重なって聞き取り辛い上に、耳元で遅れて聞こえてくる自分の声も重なって聞こえてしまい、もう頭の中は大混乱状態。
そうこうしてる間にレジに行列が出来てしまって、堪らず厨房にいたスタッフさんに助けを求めました。
事情を話したら、すぐに代わって貰えたのでその場は助かったのですが、結局、その後も症状は治らず、その日はそのまま厨房の作業に留まり、業務を終えました。
横になると症状は治まるものの…
帰りの電車の中でも、ズコーッ、ズコーッと自分の呼吸音が聞こえ続け、イライラが積もるばかり。
帰宅してからはどっと疲れが出てしまい、そのまま暫く横になっていました。
暫くすると、自閉感は多少あるものの、呼吸音の音は治まっていて、
「あれ、ちょっと落ち着いたみたい。なんかやっぱり疲れてたのかな?」
そう思い、その日は早めに寝たんですけど、翌朝起きたら、すぐにまた呼吸音が聞こえ始めてきて…。
その日も仕事だったのですが、仕事中、ずっと症状が治らなくて、当然、レジの業務は出来ませんでした。
「自分の声が大きく聞こえる」で検索してみたら…
このままではまずい、とりあえず病院に行かないと。
でも、こんな症状の病気ってあるのかなって思って、ネットで「自分の声が大きく聞こえる」で検索してみたんです。
そしたら、すぐに耳管開放症が出てきて、自閉感、自己呼吸音、自声強聴、正に自分の症状だと思って。
そのまま耳管開放症の記事を調べていくと、痩せ型、低血圧、顎関節症など、体質的要素も自分にほぼ当てはまっていて。
これはもう、病院に行くしかないと思いました。
ただ、スケジュールの都合で、実際に病院を受診出来たのは発症してから二週間くらい経過してからでした。
私が受診した病院は、ネットで耳管開放症について調べていた時に見つけた病院で、病院のHPには耳管開放症の症状、治療方法などについて詳しく説明書きが記載されていました。
自宅からは少し距離があったのですが、これ以上、この症状で仕事に支障が出ると困るし、一度しっかりと診てもらおうという思いでそこに決めました。
病院での診察
検査の内容としては、一般的な聴力検査に加えて、ベッドに仰向けになり、医師の目視で耳管の動きをチェック。
この時点で両方とも耳管が開いていると言われました。(当時、症状が強く出ていたのは左耳ですが、私の場合、聞き耳が左耳の為、症状が出やすいのかもしれないとの事でした。)
耳管機能検査
次に、耳管機能検査で音響法という、片方の鼻の穴にスピーカーの先端部分を刺し込み、検査する方の耳にイヤホン?(のようなモノ)をはめ込んだ状態で何度か唾液を飲み込むという作業を片耳ずつ行いました。
耳管が開く様子を音として測定する検査らしいです。
そして、鼓膜に圧をかけて鼓膜の動きをチェックするティンパメトリー検査も。(←すいません、これに関しては、ちょっと記憶が曖昧です。。)
最後に問診といった流れで、検査だけで結構疲れていた記憶があります。。
結果としては、やはり耳管開放症で違いないとの事でした。
本日はこの辺りで。
体験談②に続きます。
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